こんにちは
瞑想みのりです。
今日は神話の続きです。
神様なのに、
性格が悪いのはなぜ?
これについてですね。
これは創造の源である「空」には、
善悪の判断がありません。
善悪の判断というのは、
人間特有のものです。
神に判断があるとしたら、
「良い」と「さらに良い」
だけなので、
このため、宇宙のどこにも
摩擦を創り出すことがありません。
(この判断の違いが・・肉体を持つ人間と、
肉体を持たない神の大きな違いを
創り出すのですが、
その話は、今回は関係ないので省略します)
悟りにおいては、
その神様の悪いように見える性格も、
個性の1つにしか過ぎず、
悪いどころか、
周囲全体に良い影響を及ぼすのです。
創造に関わる神様は、
悟りを得ている神様で、
「空」そのものを表します。
ますます性格の悪さなんて、
個性の1つにしか過ぎません。
「人間の悪癖は悟る前になおせ」
という話があるのですが、
「空」には
「ありのままにすべてを
受け入れてしまう特徴」があります。
なので、人間が悟ってしまった後では、
悪癖も受け入れてしまうから、
先になおしておきましょうと言われています。
人間界では、生きていく初期の頃に
躾や良い習慣を身に着けておく事も必要です。
だから、人間が神話を読んだ時、
すぐに善悪の判断をしてしまうから、
神様のクセがスゴイ(笑)と感じるのです。
インドの神話でも、
シヴァ神の性格が悪い話が出てきます。
ある時、ある男が祭り(パーティ)
をする事を思いつきました。
村人を呼んで、盛大に行いますが、
シヴァだけを呼ばなかったの。
祭りの当日、
シヴァが瞑想していたら内なるビジョンで、
村人がみんなで楽しそうに
パーティをしてるのを知ります。
そこにシヴァがかけつけて、
その祭りを、ぶっ壊すって、
お話があります。
そもそも祭りとは、
神様に捧げるために行うものなのですね。
それを、一番重要なシヴァ神なしで
行おうとするとは、
すべてを破壊するに値するほど、
意味の無いことだと言いたいのです。
「神の知性なしに、何かを成すな!
何も成せないから!」と
伝えているのです。
またシヴァ神の乱暴な振る舞いで、
楽しい祭りがぶっ壊されて、
参加者は「ひぇ〜〜〜」ってなります。
が・・それが、
全体に良い影響を及ぼすのです。
シヴァ神に、
めちゃくちゃにされた祭りを見て、
村人は、はじめて本気で、
マズイって気がつき、
祭りの本質に気づくという事です。
同じく、
いなばの白兎も、神様の意地悪で、
傷口が広がって、痛い思いしたけれど、
現象世界を渡る時の本質に気づくという事。
どこか似てますね。
神話って、
シンプルな話なのに!
真理を伝えてて面白いなと思いました。
そう言えば・・祭りと言えば、
特別イベント
マハ・ラクシュミが11月4(日)です。
18時頃〜開催決定です。
ハートからやってくるお願い事を
1つお持ち下さい。
女神ラクシュミに捧げるプージャをして、
その後、瞑想をします。平日の夜なので、
軽食とお酒も出ます。
参加費7000円 参加したい方は、
メールでお知らせ下さいませ。
小さな会になります。
通常の伝授&瞑想会は、
次回は、
11月14日(日)です。
伝授はラブマントラは10時〜
その他のマントラは
16時〜になります。
(瞑想会は11時〜16時、ランチ付き)
次回は、
悟っている人の見分け方の話をしていきましょう。
続けていると、
悟りの意識状態が訪れるのが、
この瞑想のあきらかに大きな他の瞑想との差なので、
何度かに分けて話していきましょう。