ルーツ

お正月に 我が家のルーツを弟から聴きました。
家のルーツって、誰かが 残しておこうとしてないと、
忘れて途切れてしまうんですよね。

他人が聴いても面白くないことですけど、
私としては、興味深かったので、
誰か下の世代の為にも、ブログに残しておこうと思います。

祖父は 天皇陛下を守るために、
皇居で働いていた、近衛兵でした。
天皇陛下から頂いた、家名入りの塗り物の盃を持ってて、
お正月にだけ出してきてお酒を飲み、
祖父にとっては、家宝だったわけです。

九州の田舎暮らしで、何で皇居を守れたのか?
当時の徴兵制は、普通は、地域ごとに集まるものが、
皇居だけは 全国選抜だったそうです。

推測では、どうも祖父には 巨大なコネがあったらしい。
ご先祖様は、九州の味噌、醤油屋さんだったことは 
生きてる時に、聴いていたのですけど、これが分家であり、
おそらく、九州の酒蔵が本家だったのではないかと・・。

当時は 会社がないから、法人税が取れない。
国税として、日本酒の位置づけが重大だったらしく、
そこで、酒蔵や酒屋は大きな力があったそうな。

兄がこのルーツを調べたらしく、九州の酒蔵を尋ねたら、
そこの家の人達の写真が 祖父そっくり(笑)

でも、おじさん(祖父の息子)に このルーツを確かめようと、
聴いてみたら、知らないとのこと。
このように ルーツは残そうとしない限り、
いとも簡単に聴くことができなくなってしまうのです。
親子間の確執や無関心にぶち当たると、それで終わり。

近衛兵の時は、厳しい階層があったらしく、下っ端の祖父は、
大変だったらしく、同じく下っ端の同僚に父島出身の人がいて、
その人と一緒に、珊瑚の仕事を始めたそうです。

これを調べたのは 弟なのですけど、ルーツに興味があるのは、
どうも女性より男性なんでしょうね。これは 祖父が記帳していたらしいです。

今回は 弟夫婦が 甥っ子連れて遊びに来てました。
家系を継ぐ 唯一の男の子で 2歳半です。
祖父の家宝の盃も「あれ? どこに行ったかな?捨てたかな?」と
思っていたら、弟がちゃんと 大事に保管していました。

兄弟も それぞれに役割があるように思います。
兄と私は、先祖の間にまたがるストレスの癒やし。
二人ともセラピストです。

妹は 国際結婚して、血筋を 全く違う地域に広げる役割。
弟は、表向きは次男でも、家系を引き継ぐ。
こんなかんじなのかなと思います。

お正月ならではの 興味深い話でしたよ〜。
私が 日本酒が好きなのも、お味噌は 
やっぱり九州のものが好きなのも どこか、納得しましたね。

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