今日は不思議なお話を書いてみようかな?
スピスピした お話になります。
これは、私が瞑想の講師になる前の話です。
私は、子供の時から過去世と呼ばれるものの
記憶がありました。
けれども、しっかりと、
信じていたわけではありません。
幼稚園の時は、
母親がキリスト教だった関係で、
自宅から、かなり離れた幼稚園に通っていて、
わんぱくに遊んでばかりいる子供でした。
小学1年生になり、
校区内の小学校に通う事になりました。
初めて教室に入った時、
きれいに机が並んでいて、
皆さん同じ幼稚園出身の人が多く、
仲良さそうに話をしていました。
私は、知ってる人が誰1人いない空間でした。
幼稚園の時とのギャップを感じて、
窮屈で、
さみしくなったのは覚えています。
すると、突然、
その並んだ机をみた私の中から、
ムクムクと6歳の少女とは、
明らかに違う人格の大人が、
登場して、話しはじめたのです!
「私にとって、勉強とは、
方々の町をめぐり、人々に話をすることなのに、
これが勉強とは如何に!」と・・
まず、こんな大人びた言葉を
使った事もありませんでしたし、
それを訴えているのは、
背が高く、痩せた、スキンヘッドで、
オレンジ色の袈裟(ボロ布)を着ていました。
6歳の少女の人格の半分が、
知らないおじさんになってしまったのです!
「6歳の少女の中に、オレンジの布をきた、
おじさんがいる。それは私だ」
これだけは、分かりました。
当時は、子供なので、
時間の概念がありませんから、
過去世という言葉も知りませんし、
お坊さんという言葉も知りませんでした。
当時は、不思議という言葉も知らないので、
現象として起きた事だけは覚えていますが、
でも、すぐに子供だから忘れて、遊んでいました。
小学校の5年生の頃に、
TVで、アジアのお坊さんの映像をみた時に、
すごく懐かしくなり、
オレンジの服の人は、お坊さんだと判明したので、
TVに向かって指をさして
「これ!私。私、お坊さんやねん!」
と、言ってました。
それからは、仲良くなった友達にだけは、
「この話。内緒だよ。実は私、お坊さんなんだ!」
と、打ち明け話をしていました。
知らない人が見たら、
とんだ人格障がい女です(笑)
でも、この時も、全然、
過去世というものは信じていませんでした。
私の家は、
親が会社を経営していたので、
目に見えるものが大事な現実主義の家でしたし、
同級生の親とかが、
私の親の会社でパートをしていたり、
会社で働いていたので、
「ちゃんとしてないといけない」
そんなプレッシャーを子供心に
感じていたからです。
そんな事で、
この人格障害こまったちゃん女は、
小学生の卒業の頃を最後に、封印されていきました。
ある日が来る時までは・・
この記憶は、短大を卒業してOLになる頃まで、
封印されていて、思い出すことすらありませんでしたが、
親の会社の経営が傾き始めて、
生まれてはじめて、チャネラーと呼ばれる、
霊能師さんのところに、噂をききつけ、
親の会社の経営の相談に行ったのです。
そこで、的確なアドバイスをいただき、
最後に時間が余ったので、
「何か他にアドバイスはありませんか?」
と質問してみたのです。
そうしたら、その人が、
全く、関係無い、私の話を始めました。
「密教の教えを紐解きなさい。
あなたお坊さんだったでしょ?
あなたが、密教の書物をペラペラとめくれば、
何が書いてあるのか、
読まなくてもすべて理解できるから」
と言われたのです。
当時は、ただのOLですよ。
「この人、絶対に怪しい〜!
それは、言っちゃダメだ〜!」と
心の表面では、叫びに近いような抵抗をしていましたが、
私の心の深いところで、何かが、
音を立てて崩れるような衝撃がありました。
自分が、
ここが地面だと思っていたところが、抜け落ちて、
崩れていくような衝撃でした。
魂が・・
この人との出会いに喜ぶのが分かってしまうような、
ハートの振動も感じました。
小学5年生の時に、
秘密で数人の友達に打ち明けただけの秘密を、
初めて訪れた知らないチャネラーさんの口から
聞かされてしまったのです!
過去世というものが
「有るか、無いか」「信じる、信じない」
という論争以上に、
「過去世ってあるんだ・・」と、
いきなり証明されてしまった!という驚きでした。
もう1つ不思議な体験があって、
小学生よりも幼い時は、
自分を守ってくれている存在がいて、
祖父のベッドをトランポリン代わりにして、
2人で飛び跳ねて遊んでいた記憶があり、
昔のヨーロッパの貴族のような
あまり見かけないような
服を着ている人でしたが、
これもさすがに、
他の人に見えてない事がわかった時に、
頭がおかしいと思って、封印して、
誰にも話をした事もありませんでしたが、
このチャネラーさんが、
私の背後についている天使だと、
絵を描いて2人が同じ時代に、
生きていた時のエピソードなども詳しく、
教えてくれました。
その絵が、私が幼い時に、見ていた、
ヨーロッパの貴族のような服装そのままで、
「守護天使って・・本当に存在してたんだ!」
という、衝撃がありました。
心というものは、
目に見える波だけが全てではなくて、
見えない海の底も含めて心なのだと、
思い知らされる出来事でした。
今でもその霊能師さんとは、
仲良くさせていただいてます。
瞑想をはじめるようになって、
海外旅行に行くと、
普通に過去世と呼ばれるものや、
その土地で起きた記憶がわかるようになり、
それが旅行の楽しみになったので、
帰国してから、
私の記憶が正しいのかどうかを、
この人に写真を見せて
答え合わせをしに行く事があります。
全部、正解していますし、
私が思い出したこと以上に、
詳細を詳しく話してくれます。
今では、今を生きている一生は、
死んだら肉体はなくなりますが、
何かが(魂?)永遠に残るのだな・・
というのは、
私の中では真実ではないかと、
受け入れています。
ちなみに・・
私が、霊能力を使ったチャネリングというものを、
仕事にしない理由は、
若い時から、この人の素晴らしい能力を、
間近で見ているからですね。
明らかに、おぼろげな記憶の私より
詳しいワケですから。
同じスピリチュアルでも、
私がそれを仕事にする理由が、
どこにもないのです。
まさに、この人の天職だなと思います。
目に見えない事が得意な人もいますし、
目に見える事が得意な人もいます。
それぞれに合った職についている時、
周囲の人も、世界も(宇宙も)サポートをします。
そして、それが普通に出来てしまうので、
本人にも摩擦がありません。
これがダルマ(自然の流れ)と呼ばれるものです。
宣伝広告やインターネットのサイトも持ってないのに、
人の紹介だけで30年以上もの間、
人が集まり、仕事として、成立してるのですね。
凄いことだと思いますよ。
話を戻して・・
チャネリングを受けた当日は、
過去世があるんだと証明されてしまった事で、
地面が抜け落ちて、ワナワナと、
放心状態でしたが、
翌日、早速、図書館に行き、
密教の分厚い本を手に取り、
パラパラとめくってみました。
そうしたら・・驚くべきことに!
全く、何もわからない(笑)
「あっ!霊能師さんが言った事、ハズレたな!」
と思ったの。
「こんなオチあるか〜い!」
と思いましたよ。当時は・・。
でも、数年後、この瞑想を始めて、
どハマりしちゃったんですよね。
「こんな面白いものが世の中にあるのか!
これを知らないで、ストレスだらけの中で、
生きてる人が沢山いるのか!
それなら、私が教えよう!」
と思った事がきっかけで、
瞑想の講師になるのですね。
この瞑想は、
伝統的なヒマラヤのヨギ達の、
密教の智慧に由来します。
本当の学びは書物の中ではなく、
体験の中にあるのです。
霊能師さんが言ったことは、
形を変えて、正解だったな〜と
後々になってから気づきました。
今日は、不思議なお話でした。
(毎度、不思議な話とも言えますが・・)
たまには、要望があれば、
こんな話もしてみたいと思います。
ではでは
今日もめいっぱい楽しみましょう!
瞑想みのり
9月の瞑想伝授&瞑想会は9月12日(日)です。