現在の パートナーと まだおつき合いを 始める前の話 です。
最初の印象は まあまあ だったんだけど、
色々、 話しをするうちに、あまり乗り気では なくなり、
「この人は やめておこう」と 思った 時期があります。
友達としてはいいんだけど、
やたら馴れ馴れしくて、 チャラチャラしてて、
「こんな人と 大事な時期を迎える 私が、
深みにはまっては大変」と 思いはじめて
つきあうのやめようと 思った時に 観た 知性的な夢です。
私が虫除けの 蚊帳の中にいて、安全で 守られていました。
そこに 蚊帳を抜けて 虫が1匹 入ってくる夢でした。
そこで 私が 「危ない!」と思って、
殺虫剤を探して、シューっと虫を殺そうとした瞬間。
虫だと思っていたのは
胸に怪我を負って包帯を巻いてる
オレンジの 小鳥に変わりました。
直観的に・・彼だ と思いました。
蚊帳は「自分の付き合う相手は こうあるべきだ」って
決めてかかっている フィルターです。
それがある事で、私は 安全に守られている状態を 表します。
けれども この蚊帳を超えて入ってきた
オレンジの鳥は、 私の知ってる固定観念の範囲では
まるで 虫に見えるけれど、違うんだよ。
傷ついているかもしれないけど 虫じゃないんだよ。
と示唆をくれる夢だと 解釈しました。
その夢を観た瞬間、
私は180度 態度を変えて、 彼に 優しくなりました。
その時、思った事は 鳥は 自由に 飛ぶ事が出来るのが
長所でもあり 短所でもあります。
いつ 蚊帳の外に飛んで行ったとしても、
それを止める事は 出来ないし、自由です。
どちらにしても 今、怪我を負って、
私のところに来ている 虫ではない存在(小鳥)であると、
とりあえず、とどめを刺してはダメで、
優しくする事にしました。
4年の月日が流れて・・
この間、二人で京都に 歌舞伎を観に行った帰り。
夢を観ました。
私が 両手を広げて 伸びをしていたら、
手のひらに 青い鳥がとまりました。
直観的に 同じく現在の パートナーだと 思いました。
嬉しかったですね。
オレンジの鳥だった パートナーが
年月を経て 青い鳥に 変化していた事です。
おかしい事に 若くて 綺麗な青い羽根で はなくて、
皮膚病みたいに、ところどころ 毛が抜けた
病気チックな 青い鳥でした。
でも・・・青い鳥に かわりはないから まっ いいか。
オレンジは 単に 恋愛の初期であり、
肉体的な つながりを 主体として表します。
けれども 青は もっと 精神的な状態を 表しますし、
多くの人が 幸せの象徴として 青い鳥を 認識しています。
彼の中で 私に対する みかたが
年月を経て 変化してきたって事だと 思いました。
最近は 彼の態度が 悪態は 相変わらずですが、
いざという時は、優しくなったように 思います。
鳥は自由に飛びます。
だから 鳥を生き生きさせたいと思えば、
籠の中に 囲い込まない事です。
あまり 彼の自由を束縛した事は ありません。
私も 自由を束縛する人は ダメですから。
瞑想の「空」の浸透によって観る 知性を帯びた夢は、
観るのは ほんの数十秒ですが、
そこには すべての知性が 凝縮されています。
そのままで 何をすれば良いか、
何をしてはいけな いかを 一瞬で 伝えるし、
理解が出来ます。
囲わなくても、自由があるところに 鳥は とどまる事。
月日を経て 変化していく事。
すべてでが そこにあります。
パートナーが スピリチャルな人では ない事が
私としては、不満に思っていましたが、
彼なりの 精神性を 備えてきている事も
夢を通じて知る事が出来て、微笑ましく思えた 夢でした。
後は もうちょっと 羽根の具合が・・よくなれば・・