今日の話は、瞑想をまだ、
多くの人に教えてない初期の頃の話です。
それこそ、20年ほど前の話になりますね。
教え初めの時ってね。
月に、おひとり、瞑想の伝授に来られたら、
「うわぁ 人が来た!」と思ってました(笑)
それが1人が2人、そして、
それが毎月連続で、続くようになってくると、
「いやぁーこんなに人が来たぁー!びっくり!」
と、思っていました。
そんな日々にある程度なれて、瞑想を受けに人が来る事。
これが普通の日常として、何年か続いた年の年末の事です。
大掃除をしていたら、
「(来年は)◯◯百人〜◯◯百人の人に 教えに行きなさい」
こんな声が聴こえました。
おそらく、仕事の事を
示しているのだと思いました。
声の主が、誰なのかと言い出すと、
姿、形無き声なので、
責任の所在がなくなります。
なので、ここでは、
私の「心の声」とでも言っておきましょう。
「◯◯百人〜◯◯百人」この数は、
さすがに無謀な数字だと思いました。
それを1年でこなせとは、
これは どう考えても 無謀です。
「絶対に 出来ません!!」
って、独り言で返事してみました。
けれども、翌日も声は聴こえました。
「無謀・絶対不可能」だと繰り返すたびに、
何度も聴こえました。
そこで、3日目の最後には、
この声に折れて、質問に変えてみたんですね。
「仮に、◯◯百人〜◯◯百人の人に、1年で
瞑想を教える事が、本当に可能だとしたら?
今、私に出来る事は何だろうか?」と
この「無謀、不可能、絶対出来ない」
と断言している意識。
これはまるで、
ゴムが小さく縮んでいるように思えました。
この縮んだ意識のゴムの両端を持って、
思いっきり 引っ張るイメージをしてみたのです。
「でーーきーーるーーかーーもーー」
って、 空の無限を真似して引っ張りました。
そして、翌年、
結果はどうなったのかと言いますと・・・
残念ながら、
この声の数字は達成できませんでした。
けれども、数年後には、
達成して、現実になっていたのです。
1人、人が来ただけで、ドキドキしていた頃を思うと、
数百人の知らない人に、
当たり前に会う状況というのは、
これこそが、びっくりなのです!
「空」の認識力が、自分の中で、大きくなるほど、
自分の意識を大きく拡げていくことが可能になるのです。
ゴムのように、柔軟に伸ばすことが出来るのです。
意識が無限であることは言葉で、
沢山聴いていても、イザ体験した時、
その人の認識の範囲でしかわからないですから。
この認識力が拡大していく時、
意識が無限という事が、どうやら、本当なのだと、
体感で理解していくのです。
すると、意識をゴムのように、
柔軟に拡げていくことが出来るのです。
制限とは、
制限の中にいると、知らないうちに、
定めてしまうものなのです。
そして、
無限の意識である「空」の中にいると、
知らないうちに、
はずれてしまうものなのです。
とにかく、皆さんも縮んだ意識のゴムを見つけたら、
ドンドン引き伸ばしてください。
◯◯だから、◯◯できない。
沢山、制限かけてますよね。
「でーーきーーるーーかーーもーー」
ってね。伸ばすの。
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